読了｜弱いつながり 東浩紀

この本を読むきっかけになったのは，東浩紀さんをtwitterでフォローしていたからです。
いつフォローしたか，なぜフォローしたのか覚えていませんが，東浩紀さんのツィートに「弱いつながり」が発売になったことを知り，読んでみようと思いました。

サブタイトルには「検索ワードを探す旅」とあります。
帯には，「グーグルが予測できない言葉を手に入れよ！」とあります。

読みながら，今の時代をいろいろ考えることができました。

本の内容は，是非お手に取って，読んでいただければと思います。

読んで，旅に出たいと思いました。
東さんの旅の話が，自分の頭を予測できない何かを得られるような気がしました。

必然ばかりを追う日々の中で，偶然の出来事に出逢うワクワク感を大切にしたいと思いました。

ネットを使えば，いろんな情報が手に入りますが，それは「日本語で検索」してるに過ぎません。
東さんが書かれているように，現地の言葉で検索すると，もっと違う情報に遭遇する訳です。

職場でも，家でも，Yahoo!やGoogleの検索窓に，自分の知りたいことを入力しています。
検索から得られる情報で満足している自分がいます。
でも，そこにはGoogleが選んだ情報が優先的に掲載されているだけで，現実とは異なると思います。

外に出て，肌で体感する事象をもう一度取り戻す時期なのかも知れません。
自分の目で見て，考えを巡らすことの大切さも本には書いてあります。

計画性のない，偶然の出来事に身を任せる。
そんな弱いつながりがこれからの生き方を示唆しているのかも知れません。

一気に読み終えることができる本ですので，是非読んでください。
新しい気付きや理解が得られると思います。

本を読んでみたいと共感された方は，是非，弱いつながりのクリックをお願いします。
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