自己嫌悪と向き合うために
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未分類 仕事 失敗 自己嫌悪
実のところ、この数ヶ月ほとんど眠れず、自分の時間がまったくありませんでした。
私の悪い癖で、眠れない→食べられないという悪循環に陥ってました。
それでも、新しい仕事をこなそうとして、必死にやっていたのですが、なかなかうまくいってない状況にありました。
卒業した薬を使ってみたり、点滴を打って、何とか踏ん張っていたのですが、とうとう糸が切れてしまいました。
大事な時期に心と身体が壊れてしまいました。
メンタル心理カウンセラーの立場にありながら、自分自身をカウセリングする必要が出たのです。
まず向き合ったのは、自己嫌悪とでした。
頑張ってきた自分を労うことができず、仕事の失敗は、自分の能力ややり方がなってないと自分を責め続けました。
心も身体も疲弊している時に、自分を労わず、自分を責め、自己嫌悪という負のスパイラルに陥りました。
仕事でも大きな失敗をしてしまい、道を塞がれた状態でした。
その時感じたのは、まず眠ることでした。
でも、薬を飲んでも利かないくらい深刻でした。
一日の記憶はないし、この1ヶ月の記憶がほとんどありませんでした。
頭の中は混乱し、冷静な判断もできていませんでした。
仕事を辞めさせられるかもと考えましたが、この原因は自分自身をコントロールできなかったからだけれど、ドクターストップがかかったので、仕事を休むことになりました。
元来、プレッシャーに強い方ではなかったのですが、ここでまた、「自分は弱い」と自己嫌悪が顔を出しました。
そこで、心と身体を健康にして、今一度仕切り直そうと考えました。
そうなんです。頭の中にはマイナスイメージしかなくなってしまってたんです。
自己嫌悪とどうやって向き合ったか?!
「ここまでよくやったよ。お疲れさん。」と自分に言ってあげました。
でも、その言葉さえも受け入れられない状況もありました。
それは他の人の目が気になったからでした。
職場の人に面目ない。
社長や専務に迷惑をかけてしまった。
ここでまた負のスパイラル。
そんな時でした。
社長から電話が入りました。
社長は言ってくれました。
「お前は謝ってばかりの人生で、自分を自分でずっと追い込んできた。俺はそんなお前のすべてを分かっていて、入れたんだから、気にするな。お前のこれまでのことをすべて知った上で雇ったんだから、気にするな。」
涙が出てしまったら、「泣くな」と叱られました。
この社長の一言で、自己嫌悪の原因でもあった謝り続けることがすべてではないとようやく気付きました。
仕事の失敗、人生の失敗、たくさんあります。
そこで、自分を責めていても、前には進まないですよね。
あともう一つ。
感情をしっかり出そうと思いました。
喜怒哀楽があってこそ、人。
私に足りなかったのは、「怒る」でした。腹が立つことがあっても、押さえ込んでました。怒るかわりに謝ってました。
それがいけなかったんですね。
怒ると叱るは違うと言う人もいますが、喜怒哀楽をしっかり表現することって、とても大事ですよね。
だから、喜怒哀楽をしっかり出そうと考えました。
ようやく2日眠れましたが、不安な面はたくさんあります。
でも、自分と向き合い、自分の人生をいかに楽しくしていくかは、自分次第なんですよね。
苦しいこともあるし、楽しいこともある。
哀しいときもあるし、怒るときもある。
これが人ですよね。
もし、仕事の失敗や人間関係、自己嫌悪に苛まれた時には、心と身体を一度逃がしてあげてください。
まずは睡眠をしっかり取る。
お米を食べる。
水をたくさん飲む。
呼吸をゆっくり深くする。
です。
ここに悪い例の私がいますので、どうかみなさんがこうならないようになればと思っています。
きちんと寝ているはずなのにぐっすり感がない・・
少しずつ元気になって、自分も笑顔になり、みなさんが笑顔になれるような記事を書いていきますので,これからも応援よろしくお願いします。
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